ダイソンが販売しているエアマルチプライヤーは羽根がない扇風機です。
そのデザインはとてもユニークです。
エアマルチプライヤーテクノロジーによってスムーズな風の流れを作るのです。
その仕組みを紹介しましょう。
羽根を使って風を起こす場合は羽根の位置に応じた風となります。
扇風機を横から見ると渦巻き状に風ができるのです。
したがって、体感する時にはムラのある風となってしまうのです。
それを避けるためにダイソンは考えました。
ムラのないスムーズな風を作るためには羽根を使っていてはだめだと言う結論に達したのです。
そこで、羽根を使わずに風を起こす工夫をしました。
それがエアマルチプライヤーテクノロジーです。
吸気口から空気を吸い込みます。
これはボディの中に収納されたモーターによって起こる空気の流れです。
飛行機のエンジンと同じテクノロジーなのです。
吸い込まれた空気は本体の円形部分から吹き出します。
円形の周囲から吹き出すことによって、その中央の空気も一緒に風となるのです。
そうして、吸い込んだ空気の15倍の風量を作り出すことができるのです。
何もないところから風が吹き出しているような感じです。
羽根がありませんから、空気の流れはとてもスムーズです。
また、面に羽根を出さないことによって、とてもシンプルな筐体となったのです。
これまでの扇風機は素材や制御方法などの変化はありましたが、基本的な部分はほとんど変わっていないと言っていいでしょう。
それをダイソンが破ったのでした。